IPv6環境を作ろうと試行錯誤してみる。

#contents

*DebianでIIJ4Uの「IPv6仮想アクセス」を使う [#rc7ccc7a]
+パッケージのインストール~
 まずは、必要なパッケージを持ってくる。
 # apt-get install radvd pptp-linux
+PPPの設定~
 デフォルトのファイルを使用する。これにより、''pon''、''poff''コマンドで接続、切断ができる。~
 「アカウント」には、PPPのアカウントを指定する。
--/etc/ppp/peers/provider
 pty "pptp ipv6a.2iij.net --nolaunchpppd"
 lock
 noauth
 nobsdcomp
 nodeflate
 name <アカウント>
 remotename virtualv6
 ipparam virtualv6
 usepeerdns
 noip
 ipv6 ::d3
+ログインパスワードの設定~
 パスワードファイルに、PPP用のパスワードを追加する。念のため、rootだけが読める権限になっているか確認しておく。
--/etc/ppp/chap-secrets (追加)
 <アカウント> virtualv6 "<パスワード>" *
+iptablesの設定~
 とりあえず、最低限の設定だけしておく。以下の設定ファイルを、''ip6tables-restore''で読み込む。
 *filter
 :INPUT ACCEPT [0:0]
 :FORWARD ACCEPT [0:0]
 :OUTPUT ACCEPT [0:0]
 :wanin   - [0:0]
 -A INPUT   -i ppp0 -j wanin
 -A wanin   -m state --state RELATED,ESTABLISHED -j ACCEPT
 -A wanin   -p icmpv6                            -j ACCEPT
 -A wanin   -j LOG --log-prefix "wanin " --log-ip-options
 -A wanin   -j DROP
 COMMIT
+接続と確認~
 ひとまず、接続するための最低限の設定は済んだので、試しに接続してみる。
 # pon
 トンネリングで専用のプロトコル(GRE?)を使うので、それが通るようにルータの設定などが必要。~
 うまく接続できたかどうか、pingを打ってみる。
 # ping6 www.iij.ad.jp

-参考~
http://techlog.iij.ad.jp/archives/tag/ipv6/page/2~

*SEIL/x86で構築 [#o9ef337e]
 IIJが開発したルータSEIL(ザイル)を、x86アーキテクチャで動作するようにしたのが、SEIL/x86だ。~
 IIJが開発したルータSEIL(ザイル)を、x86アーキテクチャで動作するようにしたのが、''SEIL/x86''だ。~
 VMware上で動作するようにファイルが用意されているので、それをダウンロードする。ダウンロードするには、SEIL/SMFコミュニティにアカウントを登録する必要がある。設定の保存以外の機能を利用するのであれば、無料でできる。とはいえ、保存コマンドを利用するための機能キーを買っても、たったの800円。

https://www.seil.jp/community/node/19#l2tp_ipv6

 一部、わかりにくい説明があったり、(ESXiで利用するには)VMのNICの設定をやり直す必要があったりと多少トラブったけど、コマンドが入力できる状態になってからはあっけなく設定できた。ルータ広告をするため、設定後、すぐにIPv6環境が手に入る。~
 同じことが、SRT100でできないか試してみたい。

*DebianでFeel6を使う [#sf77f0fd]
 [[FB Feel6>http://start.feel6.jp/]]を使用して、IPv6接続環境を構築してみる。~
 現在、情報収集中。

-参考~
http://start.feel6.jp/~
http://www.tugumi.net/tips/feel6linux/~
http://www.v6.tknetworks.org/~
http://www.gem.mydns.jp/daitei/linux/ipv6/~

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