玄箱/PRO([[KURO-BOX/PRO>http://kuroutoshikou.com/modules/display/?iid=966]])をいじってみる。

#contents

*Debian化 [#v1484e04]
 日本時間の2009/2/15にDebianの最新版(5.0 lenny)がリリースされたので、それをインストールする。~
 lennyから、玄箱に対応したらしいので、今までに比べればインストールしやすいようだ。

 基本的に、[[miy's 雑記帳>http://miy.dtiblog.com/blog-entry-16.html]]さんの通りに行えばよい。~
 注意するのは、ext2をext3に書き換えるところだ。頭の方だけ置換すること。それ以外の、最終行あたりを変更すると起動しなくなる((起動しなくなったので、シリアルコンソール接続キット(SCON-KIT/PRO)を買うため秋葉原に行って、玄箱を買ったソフマップで聞いても、TWO-TOPで聞いても在庫がなく、ヨドバシカメラの自作機コーナーに行ったら、玄人志向コーナーがあって、そこにおいてあった。ヨドバシカメラ、ちょっと見直した。))。

 後は、特に迷うところはない。~
 インストールの言語に日本語は選べないが、今までDebianをインストールしたことがあれば、手順は同じなので問題ない。

 インストールが終わって、再起動すれば、後は使い慣れたDebianになっている。

**設定変更 [#nab1e383]
 lennyからは、rsyslogが標準になっている。~
 いままでのsyslogに比べて、機能はよくなっているのだが、常駐サイズが大きすぎる。~
 メモリが少ない環境では厳しいので、syslogに入れ替える。
 # apt-get install sysklogd
 これで、以下のようにサイズが減った。
    VSZ   RSS COMMAND
  27384  1268 /usr/sbin/rsyslogd -c3
                ↓
   1564   452 /sbin/klogd -x
   1640   624 /sbin/syslogd

**玄箱用コマンド導入 [#rf91f9d9]
 Debian化しても、ハードウェアの監視などは行ってくれるが、LEDやBEEPを制御することはできない。~
 初期状態で使用できるmiconaplの互換コマンドを作成された方がいらっしゃるので、それを利用する。~
http://www.mztn.org/kpro_memo/kpro_micon.html~
 これで、LEDやBEEPを自由にコントロールできる。また、ハードウェア情報の取得もできる。

**状態監視 [#s01d61f0]
 せっかくハードウェアの状態が取得できるので、履歴をとってみる。~
 RRDtoolでグラフ化するとして、表示にApacheの様な重量アプリケーションを使うのはもったいない。~
 ここでは、inetdから起動する、micro-httpdを使用する。
 # apt-get install micro-httpd
 軽量だけあって、設定ファイルなんてものはないみたい。唯一、inetd.confに指定する、ルートディレクトリの指定のみ。

*参考 [#h01c6694]
http://miy.dtiblog.com/blog-entry-16.html~

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