SetPointのバッドノウハウ。

はじめに

 logicoolの古いマウス(2014年頃)では、マウスのボタン割り当ての変更にSetPointを使うことになるが、設定が保存されない問題がある。
 具体的な症状には違いがあるようだが、ここでは、新規インストール後に設定が一切保存されない問題の対処を行う。
 結果的には、設定ファイルを直接編集することで対応する。

設定ファイル構成

ファイルパス用途
%PROGRAMFILES%\Logicool\SetPointP\Strings.xml表示名と内部機能名の対応情報
%PROGRAMFILES%\Logicool\SetPointP\default.xmlボタン設定の組み合わせ情報
%APPDATA%\Logitech\SetPoint\user.xmlマウスのボタン割り当て情報(このファイルを編集する)

user.xmlの構造

 設定変更に必要なところを抜粋して説明する。

<Source><Apps><App>
アプリケーション固有の設定をするときにアプリケーションのフルパスを記載する。"\"は、"\\"とエスケープする。
この設定だけは、SetPointから保存された。
<Source><Devices><Device><Buttons><Button><Trigger><TriggerState>
割り当てるタスクを記載する。
HandlerSet要素にdefault.xmlの<HandlerSet>のNameを設定し、配下の設定をコピーする。
<Source><Devices><Device><Buttons><Button><Trigger><TriggerState><AppOverride>
アプリケーション固有の設定をする場合はここ。

キーストロークの割り当て

 「キーストロークの割り当て」の場合、<Param>の要素を自分で決めなくてはならない。各要素は以下を参考に設定する。

要素名用途
DisplayNameSetPointに見せる名前。
LParam不明。何を入れても動作に違いが見られなかった。
Modifier組み合わせるキー。[Ctrl]の場合は"2"。
VirtualKeyWindowsの仮想キーコードを10進数で指定。[Page Down]の場合は"34"。

ボタンにタスクを割り当てる

  1. 「SetPointの設定」の割り当てたいタスクの名前をStrings.xmlから探し、ALIAS要素を調べる。
  2. ALIAS要素の値をdefault.xmlから探し、Name要素を調べる。
  3. user.xmlの<TriggerState>のHandlerSet要素に調べたNameの内容をコピーし、配下の設定もコピーする。
  4. 必要であれば、<AppOverride>を追加する。

 通常は「何もしない」で、Firefoxの時だけ、[Ctrl+Page Down]の場合は、以下の設定になる。

                 <TriggerState Name="ButtonDownUp" HandlerSet="Do Nothing">
                    <Handler Class="HandlerBlank">
                       <Param FocusSelectTask="0" PromptToAssign="0" ReAssign="0"/>
                    </Handler>
                    <AppOverride App="firefox.exe" HandlerSet="KeystrokeAssignment">
                       <Handler Class="KeystrokeAssignment">
                          <Param DisplayName="Ctrl+Page Down" LParam="0" Modifier="2" VirtualKey="34"/>
                       </Handler>
                    </AppOverride>
                 </TriggerState>

参考


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Last-modified: 2021-02-20 (土) 09:48:16 (241d)