25時という灰色人向けのツール、白木印シリーズの汎用Linuxルータ『白木印「生」*1のいじり方。

構成

 製品にはマニュアルは全くつかない。本体+ACアダプタ+LANケーブル+シリアルケーブル+保証書だけ。
 普通の人が買う商品じゃないから、ぎりぎりまでコストダウンしているんだろうなという感じがすごく出てる。
 中身は、NV550にそっくり。

接続方法

 デフォルトでtelnet接続できるようになっている。IPアドレスは192.168.1.200、ユーザ名はroot、パスワードはdefaultとなっている。

 そのほかに、シリアルケーブルで、直接コンソールにつなぐことができる。設定を間違ったり、ファームウェアのアップデートの時に使う。
 コンソールケーブル接続マニュアルの写真だと、ケーブルの1ピンに赤色がついているタイプだが、手元にあるケーブルは1番と6番が緑となっている。これもコストダウンの影響か…。
 逆差し防止などないので、マニュアルを参考に向きを間違えないように接続。
 直接PCに繋ごうとすると、コネクタを固定するためのねじ穴がじゃまになってはまらない。このため、「生」に繋いでるケーブル側のねじ山を取り外す。

ファームウェア作成環境の構築

 簡単なのは、白木印「生」用DHCP Server 対応ファームの作り方(pdf)をみること。基本知識は必要だが、0からの構築方法が書いてある。
 ちなみに、x64環境ではコンパイルに失敗した。構築用に、x86環境を用意した方が良さそうだ。

パッケージの取得

 マニュアルによると、「Debian(sarge)」で行うとなっているが、古いので最新の「Debian(etch)」で行う。基本的に、マニュアルにある通りの手順で問題なさそう。
 必要なパッケージは以下のコマンドでインストールする。

# aptitude install libncurses5-dev
# apt-get install make gcc patch unzip

ファイルの取得

 マニュアルには、配布元のURLも書いてある。25時においてある物より新しいのがある。
 とりあえずは、25時から持ってきたもので動作することを確認する。あとで、新しいバージョンで試してみようと思う。

ビルド

 ビルドしたいが、ひとつだけはまったことがある。
 ビルドの最終段階で、できあがったファイル(ramdisk.gz,zImage)を/tftpboot/にコピーする処理がある。ところが、ディレクトリがあるのに書き込み権限がない場合、エラーとなってしまう。ビルドするアカウントからは、書き込めるようにしておいた方がよい。すぐに、tftpでファイルが持って行けるし。
 ビルドは、マニュアルにあるように以下のコマンドで行う。build-gbi.shには実行権をつけておく。

% cd base_dir
% batch/build-gbi.sh

カスタマイズとリビルド

 カーネルのカスタマイズとリビルドは、以下のコマンドで行う。
 ブートイメージの作成でエラーになったので、Makefileに"$(ROOTDIR)/../usr/local/bin/"へのパスを追加して解決した(→fileMakefile.patch.tgz)。

% cd base_dir/build_linux/snapgear
% make menuconfig
% make clean
% make dep
% make

 カスタマイズでは、IrDA(赤外線)とMouseを外した。
 MTDを使用するときの、ソース変更部分をパッチファイルにしてみた(→fileixp425.patch.tgz)。

 ntpを使おうと有効にしても、コンパイルでエラーとなる。この場合、configureをしてやるとよい。

$ cd build_linux/snapgear/user/ntp
$ ./configure

参考

発売元
http://www.25ji.info/

製品情報
http://www.25ji.info/product/nama.html


*1 2008年6月ごろから、サイト消滅

添付ファイル: fileixp425.patch.tgz 535件 [詳細] fileMakefile.patch.tgz 517件 [詳細]

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Last-modified: 2008-06-26 (木) 00:05:43 (4159d)